書きくけこ 1 (モーニングKC) 価格: 560円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 曲がったことが大嫌いな、一本気で古風な男が主人公です。 芸術として「書」を愛していますが、書を生業と割り切ることができず、金には困り続けています。 その行動は野生的で直情的に見えますが、理性とのバランスがとれた好人物です。 逆にそこまで行動的でいながら、どうして理性を保つことができるのか・・・私が会ったことがないタイプの人格なので、不思議にも感じますが。 そんな主人公が「書」を通して人々と触れ合う姿に、ちょっとホロリときたり笑ったりできる、痛快な名作だと思いますよ。 |
書きくけこ 2 (モーニングKC) 価格: 560円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 アール(art)について、高尚がどうとかなんてものはどうでもよくて、それを楽しむハートこそが大事なんだと自分が思っていたものがそのまま表現されていた作品。 自分は芸術には素人だし、書道もからっきしなんだけど、この作品は書を楽しむハートが非常によく伝わってきます。 また、この主人公がこだわるものだけでは食べていくにも四苦八苦していたり、権威の代表の山脇先生との戦いや純子とのラブコメもどきの展開なども、物語を盛り上げる道具としてちりばめられており、とても魅力的な作品に仕上がってます。 1、2巻合わせて15話で終わりってのが残念なのですが、その分、大金をはたかなくても読めるところが良 |
|